第6回 勉強会報告 脳じゃない!心臓こそが『叡智の源泉』
今回の第7章のテーマは「ハートのインテリジェンス」。私たちは長い間、身体の司令塔は「脳」であると信じ込まされてきました 。しかし、古代の叡智と最先端の科学が今、驚くべき真実を明らかにしています。それは、私たちの生命、叡智、そして現実を創造する力の中心は、脳ではなく「心臓」にあるという事実です!
わたし自身、この本で一番好きなパートです!
心臓が持つ驚異的な知性「ハート・インテリジェンス」の全貌を、勉強会の内容を振り返りながら紐解いていきます。

上記は『超自然になる』第7章の内容(目次)です。それを踏まえ以下のPointの理解を深めました。
忘れられた叡智:心臓は単なる「ポンプ」ではなかった
古代エジプト人は、心臓を生命の中心であり、叡智の源泉だと考えていました 。ギリシャ人やメソポタミア人は、魂の中心だと信じていました 。しかし、17世紀にデカルトが『心身二元論』を唱えて以来、心臓はその叡智の側面を軽視され、単なる血液を送り出す精巧な「機械」や「ポンプ」と見なされるようになったのです 。
心臓が持つ強力な電磁場や、統一場と繋がる能力といった真価が、科学によって再発見されるようになったのは、ほんの数十年前のことでした 。

心臓が知性を持っている所以・・・・
医学的には心臓は血液を送り出すポンプとされてきましたが、実は心臓は自律神経や脳と密接に情報をやり取りし、独自の神経ネットワークを持つ臓器です。
心臓には約4万のニューロンが存在する
心拍のリズムが脳波や感情に影響を与える
心臓から脳への情報伝達は、脳から心臓への指令よりも多い
つまり心臓は「体の中心にあるもうひとつの脳」と言えるのです。
心臓の言語:「コヒーレンス」と「インコヒーレンス」
では、心臓の知性とは何でしょうか?その鍵を握るのがこれまでも何度も出てきいますが、
「コヒーレンス」という概念です。これは、ハートマス研究所(HMI)とのパートナーシップ研究で
明らかになった、心臓の最も重要な役割の一つです 。
コヒーレントな心臓状態を作り出すためには心拍変動が鍵を握っています。
コヒーレントな心臓 :感謝、愛、慈悲、喜びといった高次の感情を感じている時、心臓は規則正しく、安定した調和のとれたリズムを刻みます 。この状態が「コヒーレンス」です。コヒーレント状態だと以下のような状況を
生み出します。
直感や創造性が高まる
自分や周囲への感謝や愛の感情が自然と湧く
インコヒーレントな心臓 :逆に、フラストレーション、不安、怒りといったストレス感情を感じている時、心臓の鼓動は不規則でギザギザな、混沌としたリズムになります 。これが「インコヒーレンス」です。この状態では、私たちは動物的なサバイバルモードに陥り、高次の知性から遠ざかります 。
ハートの超能力:脳の5000倍の磁場を放射する
HMIの研究で最も驚くべき発見の一つは、心臓が発するエネルギーの強さです。
心臓は、体の中で最も強い磁場を持っており、その強さは脳が発する磁場の実に5000倍に達します 。
すごいですよね?!5000倍!この磁場は非常に大きく、身体から約2.5〜3メートル離れた地点でも測定可能だそうです。私たちが意識を心臓に集中させ、高次の感情で満たす時、何が起きるのでしょうか?
コヒーレントになった心臓は、まるで力強いドラムのように、調和の取れたパワフルな電磁場を身体の内外に放射します 。このエネルギーは体内の全細胞に届くだけでなく、あなたの存在そのものとして、周囲の空間へと広がっていくのです 。

心臓が司令塔:ハートが脳を導き、身体を癒す
心臓と脳は、体内のどこよりも多くの神経で結ばれています 。そして、主導権を握っているのは心臓です。
- 心臓と脳の同調:心臓がコヒーレントになると、脳波もそのリズミカルな周波数に同調し始めます 。
つまり、整った心臓が、整った脳を創り出すのです。これにより、脳機能が向上し、創造性や集中力、直感力が増加します 。 - 遺伝子への指令:高次の感情を1日に15〜20分、4日間続けるだけで、免疫力を高める「免疫グロブリンA」というタンパク質を作るよう、遺伝子に信号が送られることが分かっています 。
- 免疫システムの活性化:心臓のエネルギーセンターが活性化すると、すぐ後ろにある免疫系の主要組織「胸腺」もエネルギーで満たされ、活性化します 。
ワンネスの中心:究極の創造の場としての心臓
心臓は、第4のエネルギーセンターであり、私たちの神性が始まる場所です 。
ここは、生存本能を司る下部3つのセンターと、高次の自己を司る上部3つのセンターを繋ぐ
架け橋」の役割を持っています 。
分離、対立、二元性といったものが一つに統合されるワンネスの中心であり、私たちが「個」を超越し
全体にとって最善の選択をするようになる変革は、この心臓のセンターで起こるのです 。
意識の中心が心臓にある時、「足りない」という欠乏感は消え、「すべて持っている」という充足感に満たされます 。
この状態から創造する時、魔法が起こり始めるのです 。
今回の学びは、私たちが自らの健康と人生の、いかに力強い創造主であるかを思い出させてくれました。日々の実践を通して意識的に心臓をコヒーレントに保ち、その叡智と繋がることで、あなたの現実は確実に変容し始めます。

第7章 まとめ
✔ 心臓は独自の神経ネットワークを持ち、脳に情報を送っている
✔ ハートのコヒーレンスが全身の健康・意識の質を高める
✔ 感謝・愛・思いやりの感情がハートを調和状態に導く
✔ ハートは体の中で最も大きな電磁場を持ち、周囲にも影響を与える
勉強会参加者の声

職場で叱られている同僚を見て、思考よりも先に、上司と叱られている同僚の間に自分が入っていった経験があります。本当に不思議な経験で、思考は一切ありませんでした。気がついたら2人の間に割って入っていたのです。心臓の位置にど根性ガエルのぴょん吉がいるかのように、胸から飛び出ました。胸から自分が動いたという経験が自分の記憶の中で強烈に残っていたのですが、誰に話してもこの経験を理解をしてもらうことができませんでした。しかし、この経験こそ、7章に書かれている心臓の知性(脳や思考とは独立している)が働いたのではないか?と自分の中で、答え合わせができたように思います。
愛知県・Mさん



日々の呼吸が浅いことに気がつきました。以前キュービックを
習っていた時に、考えなくても面を揃えていけるようになったのですが
(※考えなくても、指先が先に動く)この呼吸法を繰り返し練習
実践することで、第7章で書かれているよう心臓と脳のコヒーレンス状態まで引き上げることができるかもしれない!とふと思いました。
兵庫県・Yさん



ママさんバレーを続けていたのですが、その中での人間関係(嫌がらせ)でこじれている時に、急に不整脈になりました。今回の勉強会で心臓へのストレスの影響を学び、当時、わたしが不整脈になったのは人間関係によるストレスに心臓が反応していたのだと、自身では理解しました。
東京都・Mさん



瞑想を実践はしていましたが、『心臓』という部分に意識を向けることを
しばらく忘れていました。『心臓』の重要さを新ためて理解しました。
7章にも書かれていましたが、自分良いエネルギー状態、整えば、周りにも(良い)影響を与えられるということを改めて感じました。
愛知県・Nさん
さいごに・・・
「頭で考える」から「心で感じる」へ。
ハートの知性に耳を澄ませることが、超自然的な変容の第一歩です。
一緒に“ハートから生きる”実践を続けていきましょう。
この章に書かれていることに気がついたわたしたちはもう以前のような自分に戻りたいとは
けして思わないはず。心臓の在り方が、自分の現実や人間関係に直接影響を与えるという理解は
わたしたちの意識を自分の内側・ハートに集中させ、自分が変容を遂げていく先に
わたしたちが辿り着きたい未来に必ずたどりつけると確信させてくれます。
2026年度の勉強会予告🌱
この春からスタートした『超自然になる』の読書勉強会(0期生)の募集は終了しましたが、
2026年度の勉強会(1期生)参加募集は年明けになります。
こちらの勉強会は単なる知識の習得ではなく、意識・エネルギー・体感・言語化を融合した
少人数の深い時間を大切にしています。
「知識だけじゃなく、自分自身が変わりたい」
「頭ではわかっているけど、現実が動かない」
そんな想いを持つ方に、ぜひご参加いただきたい勉強会です。
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