私はもともと、直感的に何かを受け取ったり、ふっと言葉が浮かんできたり
ビジョンが見えたりする感覚を頼りに、探究してきたところがありました。
けれど、この2年ほどは、そうした感覚をあえて脇に置いて
目の前にある植物を観察し、学び、時には科学的な視点から考えることに力を注いできました。
実際に植物を見て、調べて、考えてみる。
自分がそれまで知っていると思っていたことも
よく観察してみると、知らなかったことばかりでした。
そして今回、Platbosの森を再訪し、お話し会を終えて
ひとつの変化に気づきました。
見える世界を深く知ろうとしてきたことで
見えない世界から受け取るものの解像度が上がり
それを目に見える世界で、より具体的に捉えられるようになってきた。
これは、私にとって思いがけない発見でした。
見える世界と、見えない世界。
どちらか一方を選ぶのではなく、両方を行き来しながら探究していく。
これからは、そんな探究を面白いと思う人たちと
一緒に深めていけたらと思っています。

今回で「太古の森プロジェクト」の連載はひと区切りとなります。
お話し会に参加してくださった皆さま
そして、これまでの活動を支えてくださった皆さま、本当にありがとうございました。
けれど、植物を知る旅は、まだまだ続きます。
これからも、目の前にある植物をよく観察し、学び、考えながら
見える世界と見えない世界、その両方を行き来する探究を続けていきたいと思っています。
ここまで見守ってくださった皆さま、ありがとうございました。
そして、これからもどうぞよろしくお願いします。

