2026年、私は「太古の森プロジェクト」を始めました。
このプロジェクトは、南アフリカ・Platbos Forestとの出会いをきっかけに
「植物を通して人生を見る」というテーマを記録していく長期プロジェクトです。
Episode1では、私がもう一度この森へ向かうことを決めた理由を書いています。
人生には
もう一度向き合わなければならない場所が
あるのかもしれません。
それは場所かもしれないし
人かもしれない。
ある出来事かもしれないし
昔の自分かもしれない。
私にとって、それは南アフリカのある森でした。
3年前
植物のことも
フラワーエッセンスのことも
今ほど理解していなかった私は
純粋な好奇心だけでその森を訪れました。
そこには
何百年、あるいは1000年以上も生きている
木々が生息しています。
土地そのものが持つ空気や情報に圧倒されました。
森から帰ってきた私の中に残っていたのは、
「何か大切なものを受け取った。」
という感覚だけでした。
正確には
受け取ることはできても
それを自分の中で消化できる器が
まだ私にはありませんでした。
だから私は
あの森で何を感じたのかを言葉にすることも
誰かに伝えることもできませんでした。
それから3年。
南アフリカで過ごす時間も
残りわずかになりました。
このまま帰国したら
きっと私は後悔する。
そんな思いが
ずっと心のどこかにありました。
だから私は
もう一度あの森へ向かいます。
3年前には読み解くことのできなかった森を
今の私の言葉でもう一度読み直したい。
そのために今
森に生きる樹木を一本ずつ調べ
近くで出会える同じ植物を探し
9月の再訪に向けて準備を続けています。
私は、この取り組みを
「太古の森プロジェクト」
と名付けました。
これは
わたしが南アフリカで過ごした4年間の
卒業制作であり
私なりの研究発表です。
でも、それだけではありません。
このプロジェクトが誰かにとっても
もう一度、自然とのつながりを思い出すこと。
自分の中にある”パンドラの箱”と向き合うこと。
そして
植物とのつながりを新たに知るきっかけになること。
そんな小さな一歩になったら
これ以上うれしいことはありません。
3年前の私は
あの森から何を受け取っていたのでしょうか。
その答えを探す旅を
ここから少しずつ綴っていこうと思います。
次回予告
Episode2|森との最初の出会い
まだ見ぬPlatbos Forestに惹かれていった日々。
すべての始まりとなった森との出会いをお話しします。
